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「彼女は、瑠奈は、私に言ったんです。」
『自分の気持ちを最優先したらいいと思うよ。何かあれば私がいるから』
この言葉は、私の心の中に1番深く刺さって。
「自分の気持ちなんて、もっと前から知ってました。怖くて逃げてただけっ、、」
「ひかるさんにも沢山迷惑をかけて、私のせいで悩ませたと思います。それでも、それでも、、ひかるさんが他の人と笑い合うところを想像するのは嫌でした」
「きっとひかるさんの思っているより、私は弱いし意気地なしだしいいところなんて無いに等しい人間です」
「ひかるさんがそれでもいいのであれば、私の気持ちはお付き合いに前向きな気持ちです」
そう言うと、恐る恐るひかるさんを盗み見る。
少しびっくりしているような表情のひかるさんは、何かを考えているようで。
きっと、ひかるさんの言葉が紡がれるのであろうと思った私は、ひかるさんの言葉が紡がれるのを静かに待った。
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snowmanの姫 - いいお話ですね。続きが楽しみです。 (2020年8月3日 6時) (
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作者名：naa | 作成日時：2020年6月5日 11時
