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ひかるさんを見失い、呆然とする私。
「ひかるさん、どこだろう、、」
帽子被ってたから、金髪の髪色が目印にもならないし。
マスクしてて顔全体が分かるわけじゃないから、ひと目でわかんないし。
そもそも私、目が悪いから見えないだろうし。
かといって、私が目立つ髪色でもなく、目立つ顔でもないし。
「髪色、ピンクにしたらよかったかなあ」
自嘲気味にそんなことを口にする。
「俺、ピンクは嫌かもしれないなあ」
その茶髪がいいよ、なんて声がして顔を上げる。
「ひ、かる、、さん」
見つけた、先行ってごめんね、そう言いながら眉を下げて困ったように笑うひかるさん。
「私こそごめんなさい」
お互いに謝って、今度は2人並んでお店を目指す。
ひかるさんは時々私がいるかどうかを確認するかのように周りを見てて。
表現が難しいけど、擽ったい、幸せな道だった。
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snowmanの姫 - いいお話ですね。続きが楽しみです。 (2020年8月3日 6時) (
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作者名：naa | 作成日時：2020年6月5日 11時
