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おーくらは、今にも川村くんに、もうええよって言いそうやった。
沢山くるしめられてきて、怖くて仕方ない奴を、
きっと俺らのために、許そうとしていた。
橙｢…おーくら、もうええよ｣
おーくらが川村くんに言おうとしてた言葉は、
俺がおーくらに言うことにした。
橙｢最後は、俺に話させて？｣
優しくおーくらの肩に手を乗せる。
緑｢丸ちゃん…、ありがとう、…｣
おーくらは安心したように、目に涙を浮かべた。
最後まで、お前に苦しませることさせへんから。
橙｢川村くん、俺の目見て。｣
俺の目をゆっくり見つめた川村くんに、
もう余裕は無かった。
橙｢マネージャーっていう立場で、俺らの弱味握って、それ利用して、おーくらのこと、ストレス発散に使って。｣
｢理由聞いても、何言うても、他の奴もしてたからって開き直りやろ。｣
｢挙句の果てには、なんか辛そうな顔して。｣
オドオドして、川村くんは視線を彷徨わせた。
｢どこまでも救いようの無い奴や。ほんま、都合ええ。｣
｢おーくらに、したこと。 おーくらが許そうと、お前が何をしようと、｣
｢俺は絶対、許さへん。｣
｢今すぐ、おーくらから、関ジャニ∞から、離れてください。｣
おーくらの目から涙が零れたんと、川村くんの目から涙が零れたんは、ほぼ同時やった。
涙の理由は違っても。
川村くんは、深く深く、おーくらに向かって頭を下げて、部屋を出ていった。
でも、よう分かっといて。
俺は、おーくらを傷つけた裕ちん達のしたことも、
絶対に許さへんから。
川村くんだけやないから。
出ていくその背中に、そう告げた。
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夏海(プロフ) - ちぇろさん» ありがとうございます。更新は遅れてしまいますが、お待ちいただけると嬉しいです！！ (2019年1月4日 0時) (
レス) id: 4090b991e9 (このIDを非表示/違反報告)
ちぇろ(プロフ) - 受験頑張って下さいね。良い報告と更新楽しみに待ってます。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: 41e005de67 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - mimiajioveさん» 更新ペース遅くて申し訳ないです（；＿；） ありがとございます、頑張ります！ (2018年6月16日 22時) (レス) id: 96e3297179 (このIDを非表示/違反報告)
mimiajiove(プロフ) - 更新できるよう頑張ってください(*^▽^*) (2018年6月13日 2時) (レス) id: 15ac791737 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - ∞双葉さん» ありがとうございます。続けさせていただきます！ (2018年5月16日 22時) (レス) id: 96e3297179 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏海 | 作成日時：2018年1月5日 21時
