２９ ページ32
長い間放置すみません ！
今から更新ラッシュです！ 笑
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
楽屋に入ると皆の視線が一斉に俺の方に注がれた。
青「ぉ、くらは、？」
章ちゃんが小さく口を開く。
橙「北山くんとこ。」
青「そ、っか…」
＿＿＿言うなら早い方がええ。
俺は思いっきり息を吸った。
橙「…あのさぁ。」
「おーくらに、何したん？」
俺の口にした言葉に、明らか皆の顔が歪む。
橙「俺、おーくらが皆のこと怖がってる、ってことだけ知ってんねんか、。」
青「なんで…、？」
章ちゃんの目が潤んだのが分かった。
橙「おーくら、日に日に痩せてるし、いつも震えてるし…。」
俺から目線を外したすばるくんの肩がぴくっ、と震えた。
橙「それに、助けてって、言ってた。皆が怖いって、」
章ちゃんが声を漏らして泣き出した。
橙「……泣きたいんはおーくらの方なんちゃう、？ 」
「なぁ、何したんっっ！！答えろやっ…！！」
皆の目線がまた俺に戻った。
そらさずにしっかり見つめた。
黒「……いじめてた」
俯いた裕ちんの声に耳を疑う。
橙「はっ、？何、言うてるん、？」
黒「いじめてたんや、おーくらの、こと…」
「毎日、マルのおらんとこで蹴ったり殴ったり、悪口浴びせて…最低なこと、してたんやっ…。」
意味が分からんかった。
なんで、なんで。
俺は無我夢中で叫んでた。
橙「なんでやねん、」
「なんでやねん！！メンバーやろっ！？そんなんおかしいやんかっ、、。おーくらが苦しむこと分からんかったん！？」
「自分らそれでも関ジャニ∞なんかっ！！！」
裕ちんが強く下唇を噛んだのが視界に入った。
息を整えてると、ずっと黙って座ってた信ちゃんが立ち上がった。
紫「お前やろ、」
「偉そうな口叩くなや！！…元はと言えば全部お前やろ……っっ！！」
信ちゃんの目から涙が1粒こぼれ落ちた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夏海(プロフ) - いとさん» コメントありがとうございます。嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年7月7日 18時) (
レス) id: 96e3297179 (このIDを非表示/違反報告)
いと(プロフ) - 面白いです。これからも楽しみにしています！ (2017年7月6日 22時) (レス) id: 8c73f7c6d6 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - チョコタルトさん» いつも喜んで返信させていただいてますー！笑 本当にありがとうございます。頑張ります！ (2017年7月6日 0時) (レス) id: 96e3297179 (このIDを非表示/違反報告)
チョコタルト(プロフ) - いつも返信ありがとうございます。励みなんて恐縮です。これからも応援しています！！ (2017年7月5日 15時) (レス) id: 7e555720b0 (このIDを非表示/違反報告)
夏海(プロフ) - チョコタルトさん» こんなに深く読み込んでいただけて本当に嬉しいです。丸ちゃんと大倉くんの強い絆が描けていたら嬉しいです！ありがとうございます！コメント、いつも励みになってます！ (2017年7月3日 22時) (レス) id: 1adb35b1b3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：夏海 | 作成日時：2017年6月4日 23時
