貴「せーのっ」ｷｾｷ「黒バス！」高「短編集っ！第２弾！」宮「なんでお前がしめんだよ、やk ｷｾｷ「焼くぞ/のだよ/ッスよ/よ～」ソレ俺のセリフな。」 (ページ38)

今日:31 hit、昨日:0 hit、合計:19,027 hit

☆71キセキの世代（☆69の続き）『フラン様リクです』ページ38

«☆69の続きです！»

「みんな───っ！」

ｶﾞﾊﾞｯ

ゆ、夢…？

夢にしてはすごいリアルだったような…

キセキの世代の皆が、合宿の時に事故にあって…

「ううん！そんなわけないよねっ！」

よし！学校行かないと！！

ピーンポーン

「はーい！って、時間ヤバいぃぃっ！？」

ﾊﾞﾀﾝｯ

「ごめんっ！おはようっ！」

桃「もー、また寝坊？髪の毛ボサボサだよ？」

「ごめんごめん。よし、行こー」

桃「うん！あ、そーだった！A、今度の合宿行く？」

「合宿？」

桃「ほら、この前赤司くんが言ってたでしょ？申し込み、今日までだよ？」

「あ、あぁ…そうだったっけ…」

夢と…一緒、、

なんか胸騒ぎがする…

でも、、夢と一緒なら、私が行けばなにか変わるかもしれない。

「合宿、行くよ！」

桃「じゃあ、一緒に行こうね！」

「うんっ！」

・

合宿当日ー

「ごめんねさつき！合宿、行けなくなっちゃったの！」

桃「そうなの！？なんで？」

「親戚のお葬式に行かなきゃいけなくなって…ほんとごめんね！」

桃「そうなの…じゃ、お土産買ってくるからね！」

「ありがと！楽しんできてね！」

桃「うん！じゃ、いってきまーす！」

・

母「A〜、出るまでもう少し時間あるからテレビでもつけてて」

「わかった〜」

テレビではアナウンサーがニュースを伝えている。

『それでは、次のニュースです。帝光中学校のバスケ部を乗せたバスが、合宿に向かっている途中でトラックと衝突し、乗っていた生徒は全員死亡が確認されました。』

目の前が真っ暗になる。

ﾊﾞﾀｯ

母「A！どうしたの、A…っ！」

「────っ！」

朝…か。

母「A、そろそろ起きないと遅刻するわよ」

「うん…」

母「あら、珍しく起きてたのね。早く朝ごはん食べちゃいなさい。さつきちゃん来ちゃうわよ。」

「さつき…！？なんでさつきが…！」

事故で死んだはずじゃ…

母「まだ寝ぼけてるんじゃないの？」

ﾋﾟ-ﾝﾎﾟ-ﾝ

母「ほら、もう来たわよ。毎朝待たせて…」

お母さんの言葉を最後まで聞く前に、私は玄関に走る。

「さつき…！」