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☆72高尾和成『ゆう様リクです』 ページ40

«Aさんは1年、付き合ってます»



高「なぁA!」


「……」


高「Aちゃん?」


「……」


高「Aサン?」


「……」


高「なんで無視すんの〜!俺傷ついちゃうんだけど!高尾ちゃんのハートはガラスなんだけど!」


「高尾なんて知らない!ばかっ!」


ダッ


高「へっ?ちょ、A!?待てよ!」



パシッ


高「なんのために毎日走り込んでると思ってんだよ」


「バスケのためでしょ」


高「普通に返さないで!?困るから!」


「…ばか。」


高「なんでそんな怒ってんだよ〜」


「知らないっ!自分で考えなよ!」


高「心当たりもないんだけど…」


「浮気した…」


高「はっ!?いやいつ!?」


「この前…知らない女の子と楽しそうに腕組んで歩いてたもん…」


高「ちょ、泣くなって!ちげぇんだよ!」


「なにが違うの!」


高「あれは…」


「言えないの!?やましいことしたってことじゃない!」


高「ちが…っ!」


「もう話しかけないでっ!」










「なんで…高尾のバカ……」


『A、愛してるぜっ!』

『うっ、うるさい///』

『なーなーAは?俺のこと好き?』

『すっ、好き…///』

『かーわい!大好きっ!!』

『いきなり抱きつくなぁぁぁっ!』




「あんなに楽しかったのに…」





涙が止まらなくて、、




宮「何やってんだよこんなとこで…」


「宮地さん…」


宮「高尾が探してたぞ。つかなんなのお前らめんどくせぇな、轢くぞ」


「うっ、宮地さぁぁん…っ」


宮「うわっ!泣くな!…ったく、何があったんだよ」


「高尾が、、浮気したんです…っ!」


宮「はぁ!?あいつが!?」


「だって、、この前女の子と腕組んで、歩いてたんです…っ!」



宮「あー、とりあえず涙拭け。ほら、ティッシュやる。」


「ありがとうございます…」





高「Aっ!」


「…たか、お」


高「ちょっと来て!」


「な、っ!なに…」


高「A!」


ダンッ


これ、、壁ドンとかいうやつじゃ、、


高「ごめん!誤解されるようなこと…!あれ、俺の妹だから!」


「えっ、、」


高「妹ちゃん、最近悪ふざけでよく腕組んだり抱きついてきたりすんだよ。…まさかお前に見られてるとは思ってなくて…」


「…うそ」


高「嘘じゃない!」


「でも、っ」


高「も、いいから」


チュ


「ん、っ!」


高「不安にさせてごめんな。もう不安になったりしないように、俺でいっぱいにするから!」



そう言っていたずらっぽく微笑んだ高尾は、すっごくかっこよかった。

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設定タグ:黒子のバスケ , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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美空 - リクエストいいですか?氷室さんと紫原くんの取り合いがみたいです! (2018年4月30日 16時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - なつみさん» OK! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - フランさん» じゃ、お互いに敬語なしってことでー! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 74f7725ac5 (このIDを非表示/違反報告)
なつみ(プロフ) - ゆうさん» ありがとうございます!そう言っていただけて良かったです!頑張ります!! (2018年4月7日 10時) (レス) id: 74f7725ac5 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - なつみさん» 敬語無しでいいですよ? (2018年4月7日 8時) (レス) id: 0b24153201 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なつみ | 作成日時:2017年12月18日 20時

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