Thank you… ページ4
「ありがとうございます、はじめしゃちょー」
「あ、俺のこと知ってた？嬉しいー！」
でへへ、見たいな感じの事を言いそうなはじめん
相変わらず可愛いなこの人
ってか、さっきの騒ぎのせいではじめしゃちょーだとバレて人が集まってきた
「はじめしゃちょー、こっち。」
「へ？うぉっ！」
人がこれ以上増える前に、と人気の少ない路地へと引っ張った
拠点は静岡なのだ
まだ都会のこう言った裏のルートは知らないだろう。だいぶ巻いたかな？
「よし、巻いた…」
「ちょ！？俺まだ心の準備が！」
「はじめしゃちょー、とりあえずこの道を真っ直ぐ行ってください。直ぐに駅前に辿り着きますから」
「…へ？あ、うん」
何を想像したんだ、はじめん
「本当にありがとうございました。それでは」
「あっ、待って！」
「はい？」
「あの、よかったらLINE交換しない？また話したいな…なんて」
Oh My God！
なんてこった、LINEを教えるわけにはいかねぇなぁ…
私のLINEIDは既に君の手元のスマホに入ってるじゃあないか！！
バレる、確実にバレてしまう！
何とかここは回避しなければ…
「あ、えと。いくらはじめしゃちょーでも、個人情報ですので…」
「そ、そうだよね！へ、変な事言っちゃってごめん」
すんごいしょげた
犬の耳と尻尾があれば確実に垂れ下がってるだろってぐらい目に見えてしょげてる
「んと、じゃあ名前は教えます」
「へ！？いいの！？」
「名前くらいなら。」
はじめんは目をキラキラとさせて私を見つめた
「A Aです」
「Aちゃん？すごい綺麗な名前！Aちゃん…よし、覚えた！」
名前を褒められるとすごく恥ずかしいな…
しかし、こんなに悠長に話している場合ではない
すぐ近くまでファンが追いかけてきているはずだ
この場面を写真でも撮られて拡散されたらたまったもんじゃないぞ
「それじゃ、早く」
「うん、本当にありがとね」
「それはこっちの台詞です。またどこかでお会いしましょう」
幸い路地には幾つか分かれ道がある
このあたりのV系ファッションやあまロリ系ファッションの店を裏の裏まで知り尽くしているので、迷うことはまずない
はじめんには1本で駅の付近に出られる道を教えているから迷うこともないだろう
はじめんに一礼して違う路地へと走った
〜後書き〜
第2話ご閲覧ありがとうございました！
はじめんは別れた後どうなってる？
次回をお楽しみに(´∀`)
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orange peel(プロフ) - ☆のん☆さん» のん様 ご連絡ありがとうございます 夢主のデフォルト名がそのまま反映されていたようなので修正致しました！┏○))ﾍﾟｺﾘ (2018年12月5日 4時) (
レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
orange peel(プロフ) - 悠月さん» 悠月様 ご連絡ありがとうございます！ 手直し致しました((｡´･ω･)｡´_ _))ﾍﾟｺﾘ (2018年12月5日 4時) (レス) id: 49e5c7c013 (このIDを非表示/違反報告)
☆のん☆(プロフ) - 12話のレインってなんですか？ (2018年12月5日 3時) (レス) id: a06af2fe7f (このIDを非表示/違反報告)
悠月 - Love at first sight 2の、マサキから電話がかかってくる前の「でも、彼女の好意も無駄にできない」の所が行為になっています。 (2018年5月9日 7時) (レス) id: 96b39ad249 (このIDを非表示/違反報告)
orange peel(プロフ) - みーこさん» みーこさん、コメントありがとうございました！なるほど、今まで違うサイトで色々と書いていましたので、表記の仕方を誤っていました。申し訳ありません。訂正致します^^; ご指摘ありがとうございましたm(*_ _)m (2016年7月30日 22時) (レス) id: 15a67aad51 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：orange peel | 作成日時：2016年7月15日 1時
