出来ることなら隠れたい…④ (ページ34)

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《渡辺side》

東京に帰ってきて、ラジオ局へ直行の俺とA。

スタッフさんと打ち合わせをして、収録が始まった。

『こんばんは！SnowManのAです』

渡辺「渡辺翔太です」

『SnowManの素のまんま、本日はこのコンビでお送りします』

渡辺「よっ！久しぶり！」

『翔太と私のコンビは4回目らしいよ』

渡辺「うん、久しぶりな気がする！」

『コンビ名って何だった？』

渡辺「俺とAのコンビ名はナイスカップルで！」

『バカじゃん(笑)言われたことないよ』

渡辺「そう？俺はナイスカップルだと思ってるよ！」

『逆に誰が言ってる？聞いたことないけど』

渡辺「俺が言ってる！」

Aは笑いながら流してるけど、ガチで思ってんだよな(笑)

オープニングトークが終わって、最初のコーナー。

『番組の前半は素のトークのお時間です。メールを読んだり、近況を話したりする時間です。じゃあ翔太、お願いします』

渡辺「はい！ラジオネーム、Aとしょっぴーが付き合えばいいのにさん、19歳、女性からです！」

『ラジオネーム、すごくない？』

渡辺「そう思ってくださってるファンの方がいるんだね」

『どストレートだね(笑)』

渡辺「ホントだよね(笑)
Aちゃん、しょっぴー、こんばんは！」

『こんばんは！』

渡辺「昔、Aちゃんとしょっぴーはよく喧嘩をしていたイメージがあるのですが、2人が今のように仲良くなったきっかけはなんですか？またお互いのことをどう思っていますか？ぜひ教えていただけたらうれしいです。よろしくお願いします」

『おぉ、すごい見てくださってる』

ラジオだからリスナーの人にはわかんないけど、口ではうれしそうなことを言ってるのに、俺に先に答えろと目で訴えてくるA。

こういう質問に答えるの、お互いに苦手だもんね(笑)