出来ることなら隠れたい…② (ページ6)

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《目黒side》

姉ちゃんがリビングのドアを開けた瞬間、写真を撮った。

『不意打ちかよ』

目黒「ねぇ、ドラマなの？」

『は？』

目黒「不意打ちで撮っても、イケメンじゃん」

『まぁね(笑)』

下向きながら、濡れた髪の毛をタオルでガシガシしながら入ってきて、目線だけは正面を向いてた。

いや、もう、仕草が撮影中のアイドルなのよ(笑)

目黒Aってより、SnowManAだった。

『その調子で撮るんだ？』

目黒「さぁね(笑)」

『蓮もお風呂入っておいで』

目黒「うん」

実家の風呂は安心して入れる。

久しぶりにゆっくり風呂に入ったかも。

風呂から上がると、母さんと一緒に姉ちゃんがご飯の準備をしてた。

さすがに目黒Aになってて、思わず写真を撮る。

気付かれてないから連写してると、父さんに笑われる。

父親「どうした？笑」

目黒「目黒Aを撮って、メンバーに送るんだ。みんなさ、SnowManAは見慣れてるけど、目黒Aはあんまり知らないじゃん」

父親「テレビの中だと、いつも以上にかっこいいもんな〜」

目黒「やばいよね」

父親「さすが俺の子」

目黒「そういうとこ(笑)」

父親「あはは(笑)」

だけど姉ちゃんがAに変わった瞬間、いつもよりかっこよくなるのは事実。

マジでどこでどうしたら、あんなにかっこよくなるんだろ？