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《渡辺side》
涼太たちに言われて、Aのところに来たけど…なんかめちゃくちゃ気まずい。
めめが空気を和ませようとしてくれるんだけど、俺もどう対応するべきか…
Aは相変わらず、何を考えてるのかわからない。
目黒「翔太くん」
渡辺「うん？」
目黒「姉ちゃんのこと、本気ですよね？」
渡辺「もちろん」
弟モードのめめの本気さに、俺も真面目に答えた。
めめの奥には、「何言ってんだ、こいつ」って顔してるAが見える。
目黒「俺は姉ちゃんの気持ちを優先します。でも、翔太くんがどれだけ本気なのかも知ってるので、出来る限りのアシストはします」
渡辺「…ありがとう」
目黒「目黒AとSnowManAのギャップはすごいですけど、大丈夫ですよね？」
渡辺「…どういうこと？」
目黒「目黒Aのすべてを受け止め切れますか？」
渡辺「もちろんそのつもりだけど」
Aは本気で「何言ってんだ？」って顔で、めめのことを見つめてる。
目黒「言っときますけど、目黒Aはハンパなく自由ですよ？」
渡辺「え？」
目黒「完全オフの姉ちゃんが自由過ぎて、嫌になったりしないでくださいね！」
渡辺「俺に一番甘えて欲しいし、どんなわがままでも付き合う！Aが楽しいと思ってくれたら、俺も楽しいし」
目黒「だってよ、姉ちゃん！」
『え？私に振んなよ』
めめに向かって言ったら、めめがAに振って、普通に拒否られた。
渡辺「Aの隣にいさせて欲しいです」
『…考える時間をください』
改めてAの目を見て伝えると、ちゃんと返事をくれた。
ひとまず気持ちは伝えながら、焦らずに待とう！
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作者名：夏めめ | 作成日時：2023年5月14日 10時
