出来ることなら隠れたい…② (ページ31)

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《阿部side》

『阿部ちゃん！誕生日おめでとう！』

阿部「ありがとう！Aも28歳、最後の日だね」

『お互いに最高の1日しよう！はいっ、あげる〜』

阿部「ありがとう！開けていい？」

『いいよ』

朝イチでお祝いの言葉とともにプレゼントをくれたA。

紙袋を開けると、俺の好みで選んでくれたであろう靴が入ってた。

阿部「どストライク！」

『選んだのは私だけど、いつものように全員からです！気に入ってくれた？』

阿部「めっちゃ履く！」

『ならよかった！』

みんなも楽屋にやって来て、それぞれにお祝いの言葉をかけてもらった。

今日も楽しい1日が過ごせそうだ！！

ーーーーー

急にトロッコで通路に取り残されて、みんなステージからいなくなって、察する。

察するけど！！

やっとステージに連れて行ってもらって、特大ケーキをもらって、29歳の抱負を言わせてもらった。

と、もう一度HappyBirthdayが流れてきて、ふっかと目が合って、ここでも察する(笑)

端っこに立ってたAを、真ん中に連れてくる翔太。

『マジ？』

渡辺「次はAの番」

阿部「当たり前じゃん！」

マイクを通さない会話の後、

深澤〈今日が阿部ちゃんの誕生日ってことは、明日が誕生日のAさんも忘れちゃいけませんからね！〉

ラウ〈Aちゃんもおめでとう！！〉

SN〈〈おめでとう！！〉〉

《ありがとう》

恥ずかしそうにお礼を伝えるA。

自分が主役になると、急に弱気なのね(笑)