出来ることなら隠れたい…② (ページ30)

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《深澤side》

阿部ちゃんの誕生日の翌日が誕生日のA。

11月27日はLIVE中に阿部ちゃんのお祝いをすることになっていて、Aもノリノリで考えてた。

深澤「お前も誕生日じゃん。一緒にお祝いする？」

『ううん！阿部ちゃんのお祝いだけでいいよ！せっかくの誕生日なんだから、邪魔しちゃ悪いじゃん？』

深澤「もったいなくない？」

『いいの！私はひっそり年を取りたい』

1日違いだし、ファンの人たちに直接祝ってもらえる機会なんてなかなかないのに。

深澤「ということで、Aのお祝いもしたいんだけど」

目黒「Aにもサプライズだったら、おもしろいかもしれないですね！」

渡辺「マジで嫌がるかな？」

岩本「目立つの嫌いだからね〜」

宮舘「でも祝ってしまえば、後には引けないよ(笑)」

ラウ「せっかくだから、Aちゃんのお祝いもしたいよね」

佐久間「超楽しみじゃん！2人に喜んで欲しいよね！」

向井「阿部ちゃんの後に、サプライズでAちゃんのお祝いをしたらええんちゃう？」

深澤「だな！Aにはフェイント作戦でいくか！」

まずは阿部ちゃんのお祝いをして、ひと段落したところでAのお祝いをすることにした。

阿部ちゃんもAのお祝いだったら嫌がらないだろうし、むしろ2人で祝ってあげたら喜んでくれると思う！

Aには阿部ちゃんのお祝いの段取りだけ教えて、阿部ちゃんには全部内緒にして、11月27日のLIVEの日がやってきた。