ずっと好きでした。③ (ページ9)

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《Aside》

リハが始まって、中田さんたちも自分の仕事をするためにスタジオから出ていった。

社内にはあちこちデスクワークのスペースがあるし、ここにいる必要はないからね。

ただ私は鏡張りのスタジオが落ち着くから、すみっこに体育座りをして、イヤホンで音楽を流しながら、パソコンと向き合う。

最近はタペストリーをひたすら聞いてる。

わりと蓮の声が多くて、落ち着くんだよね。

私が運転する車だとメンバーが乗ってても、SnowManが流れてる率が高いし(笑)

マネージャーをしてると、発売前に曲が聞けてラッキー！

クライアントさんにメールをしたり、番組アンケートをメールしたり、今後のSnowManや個人の仕事を把握したり、することはいっぱいある。

目黒「Aちゃん」

『うわぁ！！』
　

パソコンに集中しすぎて、近付いてきた蓮にも気付かず、イヤホンを取られて心臓が止まるかと思った…

目黒「休憩しよう？」

『あ、うん』

目黒「はい、あげる」

『ありがとう』

汗だくの蓮から渡されたのは、ホットのカフェオレ。

わざわざ買ってきてくれたんだ。

汗かいてても、相変わらずイケメンですね(笑)

ラウ「Aさ…Aちゃん！リハ終わったら、めめと踊ってほしい！」

『え？何を？』

ラウ「今までの全部！」

『いや、鬼なの？』

目黒「これ、ラウールだけじゃなくてみんなが言ってるの(笑)」

『なんでよ(笑)動画見なさいよ』

佐久間「たぶん前回とは違う空気になると思ってさ(笑)」

向井「さっきのが衝撃やったんやって！」

『じゃあ蓮がお手本で、私が後ろで踊るスタイル？』

渡辺「んで定点カメラな！」

もうノリがYouTubeじゃん(笑)

私の踊り見て、そんなに楽しいの？