ずっと好きでした。③ (ページ36)

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《Aside》

自分のためにだったら絶対に買わないけど、蓮のために高級ブランドのジャケットをプレゼントしたら、めちゃくちゃ心配された(笑)

喜んでくれてるけど、内心は心配してるんだろうなって顔を見てたらわかる。

『蓮、顔に気持ちが出てるよ』

目黒「喜んでるでしょ？」

『こんなに高い物もらって大丈夫かな？って書いてある』

目黒「え？マジ？」

『そんなに心配しなさんなって(笑)私の持ち物で、自分で買ったブランド品がないのは知ってるでしょ？』

目黒「うん、知ってる」

『単純に興味がないだけで、お金がないわけじゃないよ(笑)』

目黒「たまに持ってたらビビるもん！」

『だいたいの物が仲の良かった先輩がくれたものだよ』

目黒「めちゃくちゃ太っ腹じゃん」

『ダンサーは派手な物を好みがちだよね〜(笑)完全な偏見だけど』

目黒「なるほど」

『稼いだお金を使う時間もあんまりないから、蓮のプレゼント代には使わせて(笑)』

目黒「ありがとう！その気持ちがすごくうれしい！」

ホントに物欲もないし、食にこだわりもないし、ファッションに興味もない。

プチプラの服やコスメで十分だし、なんならコスメ類はしょっぴーが時々くれる。笑

基本自炊で食費もそんなにかからないし、意外と堅実に生活してるな(笑)

そして、今の説明で納得してくれた蓮。

私としてもプレゼントを大事にしてもらえれば、何よりうれしい！