ずっと好きでした。③ (ページ35)

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《目黒side》

ご飯を食べて、準備してくれてたケーキも食べて、もう大満足！

片付けが終わるまでYouTubeを見ながら過ごしてると、Aちゃんが戻ってきた。

『最後にプレゼントをどうぞ〜』

目黒「マジで！？」

渡されたのは大きめの紙袋。

これ、高いやつ。笑

目黒「ホントにいいの？」

『え、返品してくる？』

目黒「いや、もらう！絶対欲しい！！」

『ふふふっ(笑)開けていいよ』

目黒「ありがとう」

ワクワクしながら開けると、俺が欲しいと思ってたジャケットが入ってた。

いや、ホントに高いやつじゃん！

目黒「なんで、これ…Aちゃんには言ってないよね？」

『ウチには康二っていうおしゃべりさんがいるでしょ(笑)私からプレゼントに欲しい物を聞いても言わないだろうと思って、康二くんに聞いてもらったの』

目黒「ありがとう！絶対大切にする！だけど財布の心配しちゃうから、そんなに奮発しないでね(笑)」

『ピアスとネックレスのお礼とバレンタインの埋め合わせと誕生日プレゼントを合計して、そのくらいかな？って(笑)』

目黒「いや、多くない？」

『日頃の感謝も上乗せしてあるし、意外と貯金してるから大丈夫(笑)』

目黒「あはは(笑)ホントにありがとう！」

勢いよく抱きついて、全身で感謝を伝えてみる。

Aちゃんから、こんなに高額なプレゼントをもらうとは思ってなかった。

確かに普段から無駄遣いをしてるイメージはないけど、会社員なのにプレゼントでこれを買えちゃうAちゃんがすごい！

え、数年前の俺より稼いでるかもしれない。笑