ずっと好きでした。③ (ページ28)

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《目黒side》

『すみません、ウチの目黒がご迷惑をおかけしましたか？』

目黒「Aちゃん！」

そろそろ本気で困ってたら、Aちゃんが来てくれた。

どこから見られてたのかわかんないけど、たぶん状況は察してくれてるはず。

NAOMI「………あなたは？」

『SnowManのマネージャーをしている柴田と申します。
仕事の電話で席を外してる間に目黒がいなくなったので、探そうと思って歩いていたら迷子になってしまって(笑)
ちょうど人がいらっしゃるな〜と思って覗いてみたら、目黒と揉めてらっしゃるようでしたので』

NAOMI「別に揉めてはいません！」

『そうなんですね！では、目黒を返していただいてもよろしいですか？』

NAOMI「あなた、マネージャーでしょ？なんでそんなに偉そうなのよ！」

お？Aちゃんに喧嘩売っちゃうんだ？

『えっと？私、そんなに偉そうでしたか？いつもこんな感じなんですけど』

NAOMI「ちょっと若くて可愛いからって、目黒さんを独り占めする気？」

『………私のこと、いくつだと思ってらっしゃいます？』

NAOMI「は？大卒の1年目くらいでしょ？」

『え？』

目黒「ぶはっ(笑)」

思わず吹き出してしまった！

それって貶されてるの？褒められてるの？笑

Aちゃんも訳わかんなくて、ビックリしてるから(笑)

NAOMI「どうせあなたも色仕掛けして、目黒さんに近付きたいんでしょ？」

『それはあなたですよね？思いっきり断られてましたけど』

NAOMI「は！？まだ話しは終わってないわよっ」

『あの、目黒の代わりにはっきり言っときますけど…自分のことを遊びでいいって言うような女を相手にするほど、目黒は暇でもなければ、安くもないです』

俺が角を立てないようにしてたのに、気持ちいいくらいに毒を吐くAちゃん。