ずっと好きでした。③ (ページ19)

今日:123 hit、昨日:94 hit、合計:93,299 hit

119 ページ19

《目黒side》

Aちゃんが昨日から女の子の日なのは知ってたけど、ここまで体調が悪いのに気付いてあげられなかった。

今朝、あんなに顔色悪かったっけ？

俺、自分のことしか考えられてないのかな…

いろいろと考えてみたけど、気付けなかった事実は変わらないから、後で謝ることにした。

そしてしょっぴーとラウのLINEを見て、なんとか空き時間に送ってあげたいと思って、中田さんに協力してもらった。

部屋まで送って、ベッドに横になるところまで確認して、駐車場で待ってくれてる中田さんのところに戻る。

目黒「すみません、お待たせしました！」

中田「いいよいいよ！あいつはどんな感じだった？」

目黒「だいぶよくなったって言ってましたけど、それでも顔色悪かったんで…」

中田「あいつ、まとまった休みも欲しがらないし。疲れも溜まってんだろう」

目黒「最近、ハードですもんね…」

言われてみれば、Aちゃんって年末年始以外に大型連休取らないかも。

他のマネージャーは調節して、1週間くらい休んだりするよね。

中田「今度、引っ越しで休みが欲しいとは言ってたけど」

目黒「そうなんですか？」

中田「高橋さんが、柴田の有給消化も兼ねて1週間くらいあげようかって言ってたよ」

目黒「引っ越す日、決まってるんですね？」

中田「休みの調整が出来たら、業者頼むらしい」

目黒「知らなかった…」

物件決めた時と一緒で、引っ越しも、俺には事後報告のつもりだったんだろうか？

言ってくれたら、ちょっとくらい手伝うのに！