ずっと好きでした。③ (ページ1)

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《Aside》

『おはようございます！』

高橋「おはよう」

『えっと…仕事は一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします！！』

高橋「マジで頼むわ。いろいろと期待してるからさ」

『え？…あ、はい！』

高橋「目黒のケアもよろしく」

『はい！私に出来る範囲で頑張ります(笑)』

高橋「じゃあ今日の打ち合わせするか」

『はい！』

朝、気合いを入れて出社した。

絶対に高橋さんに怒られると思っていたから。

でも怒ってる感じはなくて、サラッと流してくれた。

高橋「それにしても、ガチで付き合うとはな〜」

仕事の打ち合わせの後、正面に座ったままの高橋さんが話し始めた。

『なんか、ホントにすみません…』

高橋「いや、お前は悪くねぇよ(笑)目黒が本気で口説きにいったんだろうなと思ってるから」

『でも一応マネージャーなので…だいぶ流し続けたんですけど…』

高橋「あんな色男に口説かれたら、普通に落ちるでしょ(笑)」

『まぁ…立場的にアウトですけど…』

高橋「お前にここを辞められるのは嫌だけど、どうしようもなくなったら辞めることも選択肢に入れとけよ？」

『え！？』

高橋「仕事はどうにでもなる。これからはお前と目黒の人生を優先しろ」

『…ありがとうございます！』

怒ることも出来るのに、私と蓮の気持ちを優先してくれる優しい先輩。

すごくありがたいことだ。

私も蓮も、この優しさに恥じない仕事をしていかなければ！！