ずっと好きでした。② (ページ8)

今日:206 hit、昨日:233 hit、合計:165,438 hit

58 ページ8

《目黒side》

順番にメンバーを送っていって、最後は俺の番。

『目黒くん、もうすぐ着くよ〜』

まだまだ仕事モードのAちゃん。

今日はわがまま言ってもいいかな？

目黒「ねぇ…泊まってかない？」

『えぇ？明日早いんだよな〜』

目黒「ウチから行けばいいじゃん」

『いいの？』

目黒「俺は大丈夫だけど」

『じゃあ一回帰って、明日の準備してくる』

目黒「ホントに？」

『ホント(笑)だから家に帰って待ってて』

目黒「わかった！」

『先にお風呂入っててね？』

目黒「ん、準備はしとく！」

言ってみるもんだ。笑

デートも付き合う前の水族館しか行けてないし、付き合ってから現場が一緒になることも少ない。

送ってもらうことはあっても、わがまま言っていいのかもわかんなくて、むしろAちゃんに好かれてるのかも自信なかったんだよね。

でも今日、メンバーに対して付き合ってることを言ってくれて、めちゃくちゃうれしかった。

もうメンバーがいても、遠慮なくくっつけるじゃん？

今までもそれなりにくっついてたけどね(笑)

Aちゃんにマンションで降ろしてもらって、帰って即行で片付ける。

えっと、わりと散らかってる自覚はある！

このままだとAちゃんに怒られると思う(笑)

準備もせずに呼んだのは失敗だったかも…