ずっと好きでした。② (ページ48)

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《目黒side》

『じゃあなおさら、仕事中は目黒くん対応しかしないからね』

目黒「家にAちゃんがいると思えば耐えられる！！」

『仕事の都合で、毎日はいないと思うけど』

目黒「今までよりはいてくれるでしょ？」

『いてもいいならいるけど、マジで疲れてる時は帰るよ』

目黒「そん時は俺が行く！」

『しんどいわ(笑)』

半分は冗談だけど、俺の方が余裕ないかもしれない。

最近はありがたいことに、まとめて睡眠を取れないこともあったり、移動車でもほぼ寝てたりして、メンバーにも心配される。

すべてのスケジュールを把握してるAちゃんなら、もっと心配してくれてると思う。

Aちゃんこそ、俺への心配を口には出さないけど、気付けばいろいろとフォローしてくれるんだよね。

『そんな蓮にふっかとしょっぴーからプレゼントがあるんだけど』

目黒「え、何その呼び方！！あだ名で呼ぶようになったの！？」

『その説明は後でするから、とりあえずプレゼントをもらってほしいな』

小首をかしげながら見上げられれば、モヤモヤを一旦置いとくしかない。

目黒「わかった…」

『これ、どうぞ！』

渡されたのはTiffanyの紙袋…

目黒「え！？Tiffany！？」

『そうなるよね？わかるわかる！』

いたずらっ子のような笑みを浮かべて、めちゃくちゃ頷いてるけど！

Aちゃんがあだ名で呼ぶようになった理由を、なんとなく察した(笑)

Aちゃんらしい理由だけど、彼氏的にはおもしろくないよ！