ずっと好きでした。② (ページ34)

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《目黒side》

目黒「ねぇ、Aちゃん？」

『なになに？』

目黒「濃くね？」

『え？そう？』

俺のハイボールのウィスキーの割合が、明らかに濃くなってるの！！

いや、作ってもらってるから飲むけどね？

目黒「確信犯でしょ？」

『へへっ(笑)蓮が酔ったらおもしろいな〜と思って』

目黒「これ、飲んでみて」

『え、マジで？』

自分で作ったハイボールのくせに、めちゃくちゃ嫌そうな顔するじゃん(笑)

目黒「飲めないの？」

『…飲めなくはないけど』

目黒「味見だけでいいから」

『クソ…』

阿部「リアクションを見るに、確信犯だったんだね(笑)」

『…一口だけ飲む』

岩本「無理すんなよ？」

『…っ、まずっ！』

口に含んだ瞬間、めっちゃ顔をしかめたAちゃん。

そんなの俺に飲ませてたんだよ(笑)

目黒「ほぼウィスキーだもん」

『バカじゃん！』

宮舘「俺と目黒以外にしたらダメだよ？」

『しないしない！岩本くんでも潰れちゃうから』

岩本「その2人はバケモノなのよ」

『涼しい顔で飲む味じゃないし』

佐久間「自分の彼氏にドン引きじゃん(笑)」

『蓮、体壊さないように気を付けてね？宮舘くんも！』

目黒「ありがとう」

宮舘「気を付けるね」

本気で心配されちゃったから、後ろから抱きしめるように座り直した。

俺も忙しくしてるAちゃんの体が心配だよ？

たまには本気でゆっくりしてほしい。