ずっと好きでした。② (ページ31)

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《宮舘side》

俺がお願いした通りに動いてくれて、仕事の出来るAちゃんを垣間見た。

いつも卒なくこなしてて、ミスしてるところを見たことない。

『これを盛り付けたら終わりだね』

宮舘「Aちゃんのおかげで、めっちゃスムーズだったよ」

『宮舘くんの的確な指示のおかげだよ〜』

宮舘「いえいえ(笑)ずっと目黒がチラチラ見てるから、もう座ってていいよ」

『気を遣わせてごめんね(笑)ありがとう』

宮舘「こちらこそありがとう」

『いえいえ、とんでもない！』

スーツの時より柔らかい雰囲気で、笑顔がいつもより優しく見える。

目黒が甘えたくなる気持ちがわかる。

最後の料理をお皿に盛り付けて運ぶと、全員がグラスを持ってスタンバイしてた(笑)

宮舘「佐久間も飲むの？」

佐久間「俺はジュース！」

阿部「俺もジュース(笑)」

『お酒は無理しないのが一番だよ』

岩本「飲める人だけ飲めばいいから」

渡辺「じゃあめめが乾杯して」

目黒「岩本くんちなのに？」

向井「今日の主役はめめとAちゃんやもん」

『え、私も？』

渡辺「めめとAちゃんが付き合った記念だろ」

目黒「そうなんだ(笑)」

岩本「あの目黒を甘えん坊に出来るの、Aちゃんだけだよ？」

『そうかな？みんなによくくっついてない？』

向井「俺にはそんなにくっつかへんよ！」

宮舘「先に乾杯しよっか(笑)」

目黒「たしかに(笑)」

話が脱線する前に、みんなで乾杯をした。

Aちゃんも今日は飲む日のようで、缶チューハイが目の前にあった。