ずっと好きでした。② (ページ12)

今日:106 hit、昨日:123 hit、合計:163,693 hit

62 ページ12

《目黒side》

ご飯を食べて、缶ビールと缶チューハイをそれぞれ2本飲んだけど、俺はもちろん、Aちゃんも普段通り。

『片付けたら、ドライヤーしてもらおっと』

目黒「いや、俺が片付ける！」

『………ありがとう』

一瞬悩んで、片付けを譲ってくれた(笑)

Aちゃんを待たせないように急いで片付けて、ドライヤーを持ってソファに向かう。

目黒「乾かすよ」

『蓮からするよ？』

目黒「いいの」

『ん、お願いします』

俺に背中を向けて座り直したAちゃん。

可愛い過ぎて、やっぱり保護したい(笑)

ひと通り乾かすと、手櫛を通して、髪の毛を整えたAちゃん。

『乾かしてもらうと楽だね(笑)自然乾燥だとクセ毛が爆発するし』

目黒「クセ毛なの？」

『そうだよ！だから時短のために結んでんの』

目黒「そういうことなんだ」

『前髪も伸ばしてるのは、短いとセットがめんどくさいから』

目黒「へぇ〜」

『蓮はわりと直毛だよね？超うらやましい』

目黒「直毛なのかな？」

『少なくとも私と比べたら直毛だから(笑)はい、交代！』

俺からドライヤーを受け取ると、ソファから降りて立ったAちゃん。

それでもあんまり目線が変わんない(笑)

今は乾かしてくれてるから耐えるけど、終わったら絶対抱きしめよう。