ずっと好きでした。

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《Aside》



最初は頑張って起きてくれてた目黒くんも、いつの間にか寝ていた。笑

水族館の駐車場に着いたから、起こしてあげよう。



『目黒くん、起きて〜』

目黒「……」

『目黒くーん、着いたよー』

目黒「……」



声をかけても、ビクともしない(笑)

なんなら起こしてあげたくないな〜。

でも起こさないと、時間が過ぎたことを気にするだろうな〜。



『めめ〜、イルカ見よ〜』

目黒「…なんて呼びました？」



揺すりながら起こすと、ゆっくり開いた目(笑)

寝てたのに、めめ呼びに食いついた。



『めめって呼んだ』

目黒「可愛い」

『いやいや、めめはあなたのあだ名でしょう』

目黒「蓮って呼んでもいいですよ」

『蓮』

目黒「へ？」

『水族館行こうよ、蓮』

目黒「…無理。心臓に悪すぎる！」

『ふふふっ(笑)ホントに行こうか』

目黒「すみません、寝ちゃってて」

『いいのいいの。安心して寝られる運転だってことでしょ？それはそれでうれしいもん』

目黒「ありがとうございます」



寝起きの目黒くんと水族館に向かう。

目黒くんの身長が高すぎて、やっぱり目立つかも。

もうちょっと高めのヒールを履いた方がよかったかな？

でもつまづく未来しか見えなかったんだよね。


今回の支払いも譲ってくれなくて、まったくお金を出させてもらえてない。

私の方が年上なんだけどな(笑)

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