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七五三掛「フユちゃん食べるの好き？
屋台で色々買って持っていこう。さっき場所取ってきたから」
「わ、ありがとうございます
この花火大会って、場所取って見るものなんですか？
そんなことしたことない」
七五三掛「そうなの？」
「ちゃんと見たことないです。
家族とは家の前にちょろっと出て見たし、
高校の時は、なんか、駆け回ってた…？笑
あ、あとあそこのダイエーの上の駐車場とか」
ミッションインポッシブルのテーマを口ずさんで走り回った夏や、
キセキのPVみたいじゃんね！とはしゃいだ夏を、
ふと思い出してエモ〜い気分になった。
七五三掛「元気だね笑」
その次の年はなんだっけ。
大学生になって、高校生の元太にこっそり飲ませたりしたっけ。笑
それ以降は、あれだ。
七五三掛「まあ友達とは、俺も適当かな。
でも女の子とデートの時はゆっくりしたいかも」
思い浮かべた人の顔は、
先輩の言葉で消え去った。
デートなんて、生まれて初めて言われた。
体温が何度も上がった気がする。
隠しきれなかったウブなリアクションを笑われる。
七五三掛「かわいい」
だから。かわいいは、嬉しい。
七五三掛「ネイル、浴衣に合ってるね」
七五三掛「あ、髪飾りも合ってるね」
怒涛の攻撃に、分かったことが2つある。
あ、完全にこれは狙われてますわ、ということと
男女の花火デートはこんな風に特別だということ。
「音しか聞こえん。」って即解散したりはしない。
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ひま(プロフ) - なるさん» 初めてのコメント！😭ありがとうございます。必ずや、書き切ります。 (7月2日 21時) (
レス) id: da5a411ea8 (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - わぁ！ナツメキの季節だ、と胸の高鳴りが聞こえてきます。再開嬉しいです。応援してます！ (7月2日 16時) (レス) @page45 id: 171bdb3dc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひま | 作成日時：2021年8月12日 17時
