60 悲しみを隠さないで☆平野side ページ12
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Aちゃんをジンに任せて、
とりあえず4人をリビングに連れて行った。
困惑した表情の4人。
「しばらく待ってて下さい。」
それからスマホを取り出して
玄樹と海人に早く帰ってくるように伝える。
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2階に上がって様子を見に行く。
A「…あ、紫耀くん。驚かせてすみません。」
目は真っ赤かだけど、
涙は止まったみたいで少し安心した。
ソファーに座る彼女の前に屈んで
目を合わせる。
「俺たちさ、
Aちゃんの過去のこと。知ってた」
A「…そう、だったんですね。」
一瞬驚いたような顔をしたけど、
なにかを飲み込むように彼女は俯いた。
A「…自分から言わなくてすみません。」
また泣きそうな声
神宮寺「いや、Aちゃんが謝ることじゃないよ」
「ほんとそうだよ。」
だけど、
Aちゃんは首をブンブン横に振って否定した。
A「冗談の通じない私がダメなんです。
せっかくお客さんが来てくれたのに
挨拶もしないで…醜い姿を見せてしまいました。」
「……1人で背負うのもうやめよ？」
最初の頃、熱を出した時もそうだったし。
今も、昔のことも。
思っていたことを話す、
「俺らさ、全員歳下で、
Aちゃんからしたら頼りないと思う。
でも、俺らなりにAちゃんのこと大事にしたいし、もっとAちゃんのこと知りたい。」
神宮寺「…Aちゃんのこと
ただのマネージャーだって思ってるやつなんかいないよ。
みんな、メンバーと同じように大切に思ってる。」
「………」
なにも反応がなくて、
俯いた顔を覗き込むと
今にも零れ落ちそうな涙がウルウルと
目いっぱいに溜まってる。
「もうー、泣くなぁ」
彼女の頬に手を伸ばして、涙を拭う。
A「…すみません。」
神宮寺「また謝った笑」
「…他のメンバーにも話していい？」
どうするか悩んだ。
だけど、こうなってしまった以上
君を守るために、それが一番だと思った。
Aちゃんは、ゆっくり頷く。
神宮寺がポンポンと頭を撫でる。
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しばらくして、
俯いたままだった顔をパッと上げて微笑んだ
A「皆さんにご挨拶してきます…！」
すごく綺麗だった。
大丈夫だよ。
俺らがついてる。
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あいゆか(プロフ) - はじめまして♪キンプリ専属マネージャーおもしろくて一気に読んでしまいました！シンデレラガールも拝読したいのでパスワード教えて頂きたいです。よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年7月29日 5時) (
レス) id: 16ca9e9d7e (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - まり姉さん» わー！すみません！すぐに修正します！ご指摘ありがとうございます（ ｉ _ ｉ ） (2019年7月12日 1時) (レス) id: 23e5176e05 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 毎回思ってたんですけど、バライティじゃなくてバラエティーですよ？ (2019年7月12日 1時) (レス) id: 1b60a2d7db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ
| 作成日時：2019年5月26日 20時
