キンプリ専属マネージャー (ページ49)

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49☆平野side ページ49

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仕事終わり、車内は俺と鈴木さんだけ
ずっと気になっていたことを鈴木さんに聞いてみた。

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「…Aちゃんのことなんだけどさ。俺たちの前に先輩グループの担当してたんだよね？」

鈴木「そうだよ。3年ぐらい担当してたんじゃないかな」

「正直さ、20歳そこそこの女の子がプラマネってなれるもんなの？
…なにかのコネとか？」

鈴木「あ～、たしかにそうなるよな。あれだけ可愛いくて若い女の子。普通なら避ける人材だよね」

鈴木さんの言葉に黙って頷く

鈴木「Aちゃんね、普通に事務所の事務員募集に応募してきたの。
で、その面接の時にジャニーさんが同席してるってことがわかった瞬間、
『わたし小さい頃にジャニーズの舞台を見て元気をもらったんです！本当は振付師になりたいんです！』って急に言い出して、ジャニーさんの前で踊り出したんだよね。笑」

「それは斬新すぎる」

Aちゃんが踊っている姿を想像して
思わず笑っちゃった。なんか、らしいなって。

鈴木「そしたらジャニーさんはAちゃんのことをすっごい気に入っちゃって即採用。
YOUが男だったら絶対にデビューさせてた！って。
だから事務員としてじゃなくて、タレントとさらに距離の近いプラマネ担当になったって感じかな」

「それでプラマネね。納得」

とある先輩グループの顔を思い浮かべる。

鈴木「でも辛かったと思うよ。
仕事に慣れてきた頃にあんなことが起きて」

あんなこと…？
さらに鈴木さんが続けた、