キンプリ専属マネージャー (ページ36)

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36☆髙橋side ページ36

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「この曲でいい？」

A「はい…」

「ほらー！玄樹くんも！」

岩橋「ええ…」

ダンスルーム、大きな鏡の前で3人
曲が始まってそれに合わせて玄樹くんと踊り出す。

Aさんは最初戸惑ったような顔をしてて、
でも俺たちと同じように踊り出した。

Aさんは曲が進むにつれて
どんどん表情が豊かになっていく
俺たちが今まで見たことのない表情ばっかり。
そんな顔、するの？

女性特有の柔らかさのあるダンス
だけど情熱的でセクシー

DVD観ただけなんだよね？
もう自分流にアレンジもしてる、
俺とも紫耀ともまた違った踊り。

おれ、ダンスは誰にも負けないって気持ちでずっとやってきたし自信がある分野の、はずだった。

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悔しい…
だけどそれと同時にすごく綺麗だとも思った。

夢中で踊る鏡の中のAさんに
目を奪われた。
もっともっと、Aさんのことを知りたい。

だからさ、俺たちに君の本当の顔見せて？