キンプリ専属マネージャー (ページ29)

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何が起こったの！？
抱きしめられたと思ったら、そのまま抱き上げられた。

「ちょ、降ろしてください！！」

岸「……」

抵抗する私の声が聞こえないかのように
無視をして、そのまま階段を上がっていく岸くん
返事の代わりに、私を抱きかかえている彼の両腕にグッと力が入った。

「自分で歩けます…！！」

岸「Aさん、黙ってて」

いつもニコニコしていて、温厚な岸くんが
ギュッと口を結んで真面目な顔をしている。

『黙ってて』の声がいつもとは違くて、
怒ってるみたいだった。

そのまま階段を上がり、
2階にある私の部屋のベッドまで運ばれた。

岸「今日はもう寝てください」

「ダメです！まだまだやらなきゃいけない仕事があるし…」

岸「休むのも仕事ですよ。」

「自分のことは自分で管理します！仕事させてください…」

岸「……分かんない？体調不良のまま仕事されても俺たちが困るだけだから」

それだけ言い残して岸くんは扉を閉めて
部屋から出て行った。

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私馬鹿だ。

全部岸くんの言う通り、
体調不良のまま働いてもタレントに移る可能性がある。

そんな基本的なことを忘れてた。

私が守るべきはずのメンバーである岸くんに
そういうことを言わせてしまったことが情けない

プライドを持ってこの仕事を続けてきたはずなのに
私、プラマネ失格だ、、。

1階に下りて、メンバーたちに合わせる顔もないし、
身体はやっぱり重いままで、そのままベットに横たわった。

涙がこぼれて、止まらなかった。

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岸くんってめちゃめちゃ彼氏にしたくないですか(突然)

私担当は別のメンバーなんですけど、
彼氏にするなら岸くんがいいな～っていつも思ってます笑この気持ち分かる人多いんじゃないかなぁ、と。すみません独り言です笑笑

なつめ