キンプリ専属マネージャー (ページ28)

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28☆岸side ページ28

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テレビ収録が終わって
今日は久しぶりにみんなで寮に帰る日

寮に着いたのは9時過ぎ。
Aさんの手料理が楽しみなのか5人ともちょっと嬉しそう。もちろん俺もだけどね！！

送ってくれたマネージャーさんに挨拶をして
玄関を開ける。

永瀬「なんか今日暗ない？」

平野「Aさん、買い物かな」

1階の電気が点いてなくて真っ暗
そしていつも出迎えてくれるAさんが出てこない。

とりあえず家に上がって
リビングの電気を付ける、パチン______

髙橋「うわぁぁ！」

ソファー見て驚く海人の声が聞こえる
なになに。

平野「ちょ、大丈夫？」

紫耀がサングラスと帽子を取ってしゃがみこんだ

A「…あ、皆さん。お疲れ様です。ご飯の準備しますね」

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そこには青白い顔をしたAさんがいて
ふらふらとした様子で立ち上がろうとする。

立つのもままならないのか、紫耀が肩を支えた
かなり調子が悪そう。
そういえばこの人…いつ寝てんの？

平野「熱あるんじゃない？今日はもう休みな？」

A「私は大丈夫です。余計な心配しないでください」

岩橋「でも顔色も悪いし…「だから、大丈夫ですって。」

心配するみんなをよそに
Aさんを支える紫耀の手を振り払って、
キッチンに移動しようとする。

なんだよ、
大丈夫、大丈夫って
大丈夫じゃないことなんか、すぐ分かるよ。

咄嗟に手を伸ばして
Aさんを抱きしめていた。

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