キンプリ専属マネージャー (ページ21)

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岩橋「俺と話そ？」

ポンポンと自分の隣を叩く彼

「朝ごはんの準備ありますし…」

岩橋「まだ食べないし、紫耀も起きてきてないし、いいじゃん」

うう、こんな可愛い顔して頼まれてしまったら、
断れるはずもなくて
岩橋くんから少し距離をあけてソファーに座る。

ちょっとだけならいいよね…。

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岩橋くんは何かの本を持っていて、

「それはなんの本ですか？」

岩橋「ん？これ？」

ピラッとブックカバーを外して見せてくれた。

英会話…

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岩橋「俺すごい海外が好きで、英語話せるようになりたいなぁって勉強してるの」

熱心に勉強していることを示すように
色とりどりの付箋や、走り書きのメモがたくさん貼ってある。

多忙なスケジュールの合間を縫って勉強してるんだろうなぁ。
私より年下の彼の熱心さに感動。

その後も岩橋くんは1人でロスに行った時の話など色んな話を聞かせてくれた。

目を輝かせてアイドルとしての自分の夢を語る
岩橋くんの話に思わず聞き入ってしまっていた。

こんなにグループのことを考えられる人がいれば
King & Princeという6人は日本中、いや世界中まで行けるようなグループになるんじゃないか。とすら思った。

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平野「いつの間にそんなに仲良くなったの？笑」

あくびをして、眠いと目をこすりながらやってきた
平野くんに声をかけられるまで、
岩橋くんと時間を忘れて話し込んでしまっていた。

「__平野くん！おはようございます！
すみません、すぐ朝ごはん準備しますね！」

岩橋「だからそんな急がなくていいってば笑」

平野「のんびりでいいよ～～」

私はプラマネなんだから！
両手で自分の頬を叩いて
気合いを入れ直す。

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