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みんな優しい笑顔で
私のことを「A」って呼んでくれた。
私は彼らのことが大好きで、
彼らの歌も踊りも演技も全部が大切だった。
楽しくて、たくさん笑っていたと思う。
この仕事が好きだって何度も何度も思った。
こうやってダンスルームで
しゃかりきに踊っていた彼らの眼差しが浮かぶ
あんなことがなかったら、
私がもっとちゃんとしていれば…
もっと側にいられたのかな。
こんなこと今更後悔しても遅いのに。
♪〜〜
頭の中で彼らの音楽が流れ出す
自分の中にある
このグチャグチャとした気持ちをかき消すように
ただひたすらに踊った。
鏡の中の私はどんな顔をしているのだろうか。
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作者名：なつめ
| 作成日時：2019年5月22日 14時
