キンプリ専属マネージャー (ページ17)

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ん！！今何時！？

外はもうすっかり夜になってて
慌てて携帯の時計を見る。もうこんな時間

先にご飯食べた後、
自室に戻って仕事をしている間に寝落ちしてしまっていた。

携帯を開くと鈴木さんからLINE

鈴木今日みんな泊まるって言ってたけど、みんな荷物のこともあるし平野と岩橋以外は自宅に1回帰ったから!

そっかそれもそうだよね。
じゃあ今日は3人か…

了解です。と簡潔に返事を返す。

1階に降りると全部の電気が消されていて真っ暗だった、2人とももう寝たみたい。

キッチンに入ると今日使った食器が全部綺麗に洗ってあって、
タレントにこんなことさせるなんて、
私としたことが…反省しながら廊下を歩く。

ダンスルームも、もちろん電気は付いていない
吸い寄せられるように扉をあけて
電気を付ける。

「酷い顔…」

大きな鏡に映った醜い自分の姿に
思わず声が漏れた。

彼らには見えない形ではあるけれど、
デビューが決定して、キンプリのプラマネを任されることが決まった時から
私も寝る間を惜しんで仕事してきた。

今日も初めてメンバー全員と長い時間を過ごして
緊張していたのだと思う。

私よりメンバーの方が忙しいのは
当たり前のこと。だからタレントの前で疲れた姿は見せたくない。

でも今は1人だしいいよね。

目を閉じると色んな思い出が蘇ってくる

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