キンプリ専属マネージャー (ページ46)

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46☆神宮寺side ページ46

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鈴木マネージャーから明日のダンスレッスンは寮でやるから！って連絡が入った。
夏にある俺たちのデビューコンサートに向けての練習なんだけど…

もしかして？

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当日寮のダンスルームに行く
俺以外のメンバーはもう揃っててストレッチを始めてた。

A「ジンくん、こんにちは。今日はよろしくお願いします」

ペコっと頭を下げるAちゃん
スウェットに高めのポニーテール。初めて見た可愛い。

A「廉くんの代わりにはなれないと思うけど…」

やっぱりね。
今日廉は主演映画の撮影で地方に行ってるから
その代役として廉のポジションに入るみたい。

髙橋「じゃ、曲かけるよ！」

♪～～

曲が流れ始めていつも通り踊り出す。
だけど、気付いたらAちゃんに釘付けになってた。

身長は廉よりもかなり小さいのはずなのに
存在感があって、そんなことを感じさせないぐらいだ。

…

何曲か踊ってBounce to Nightが流れ始める
結構激しい腰振りのある、色っぽい曲

いつも遠慮がちなAからは想像できないような表情で、躊躇することもなく腰を振り続けてる(もちろん振り付けだけどね！)

髙橋「一旦休憩、止めるよー」

曲が止まる。

平野「…どっからそんな色気出してんの？笑」

岩橋「Aが上手すぎて全然集中できなかった」

岸「いやほんとだよ。」

A「私はそんなつもりじゃ…！！」

髙橋「いやいや、控えめなのに全開セクシー」

A「違いますよ！」

ほらそうやってすぐ顔真っ赤にしちゃってさ、
さっきまであんなに腰振ってた人だとは思えないね。

普段はクールなくせにそういうギャップたまんない

岩橋「ねえさっきからずっと神宮寺が笑ってんだけど！」

A「ええ、私どこかおかしかったですか？」

ちょこちょこ近寄ってきて俺の顔を覗き込むA。
ああ、だからそんな顔で見ないでよ。

しっかりしてると思ったら隙があったり無防備だったり、
踊ったら誰よりも色っぽかったりさ。ずるいよ。
そういうとこがあるから、

「Aちゃんから目が離せないんだよなぁ」