キンプリ専属マネージャー (ページ23)

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23☆岩橋side ページ23

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メンバーみんなが可愛いとか
小さいとか大絶賛するプラマネのAさん。

可愛いくて小さいポジションは
俺担当なんだけど！
っていう冗談は置いといて。

話してみたいって純粋に思った。
メンバー全員でいると、押しに負けちゃって
あんまり話せないし。

そうだ、明日の朝早く起きたら
Aさんと2人きりだよね。
紫耀は多分起きるのも遅いだろうし。

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有言実行。
朝早めに1階に降りると、
音楽が流れてきて、Aさんが起きていることがわかる。
へぇ、こういう音楽聴くんだ、意外。

ダイニングの扉を開ける
Aさんはパジャマ姿でぼーっと座ってて、
俺のこと気付いてないの？笑

目の前に座って声をかけたら
A「い、いわはしくん！？」
顔を真っ赤にして、2階に戻ってしまった。

そんな慌てなくていいのに。笑

しばらくしたら、メイクも着替えも済ませて
申し訳なさそうにリビングに来た。

もうちょっと話したくて、Aさんを誘う。

仕事が…なんてまたウジウジ言ってる。
早く座って！！
何とか隣に座ってくれたAさん。

俺の持っていた英会話の本に興味を示してくれた。

軽い気持ちで話し始めたのに
目をキラキラさせながら
「すごいね、すごいね」って熱心に耳を傾けてくれて、なぜか話が止まらなかった。
まだ会って少ししか経ってないのに、変な感じ。

A「こんなにアイドルとしての自分を考えてる人、岩橋くんしかいないんじゃないですか…？キンプリのファンのみんなは幸せですね。」

ニコって微笑む彼女。

あ、可愛い。
もっと仲良くなりたいって
心の底から思った。

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