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呑み始めて3時間くらい経った頃だった
お酒も入って気分も良くなって変な緊張もとけて
お互い昔の話から掘り返しては話が弾んでしまい
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「稜雅ぁ〜？稜雅ぁー…」
稜「ん〜？」
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人一倍お酒が弱い彼は机に顔を伏せて完全にオチていた
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「もぉ…弱いのに私に合わせるからぁ」
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別に私も大層強いわけではないが
同じ量を飲んでもほろ酔い程度だ
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「明日もあるしそろそろ帰ろ？ほら、タクシー拾うから」
稜「うぅーん…Aちゃんも帰るぅ…？」
「当たり前でしょ。ほら、行こ？」
稜「う〜ん…」
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今帰ればお互い21時半には家に着ける
稜雅は朝が弱いから早く帰さないと
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「ほら…タクシー乗ろ？」
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稜雅の腕を肩に回してなんとかタクシーに一緒に乗り込んだ
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運「行先はどうしましょ？」
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先に稜雅を送った方がいいよね…
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「あ、えっと先に……」
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運「…お客さん？」
「……すいません、やっぱり…」
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「…ただいまぁ…」
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「…んーしょっと…稜雅っ、着いたよ」
稜「う〜ん…」
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自分の家に、連れて帰ってしまいました…
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「タ…タクヤぁ…？」
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ゆっくりとリビングに入るけど
部屋の電気は真っ暗で返事もない
電気を着つけるとさっきまで寝てたような乱れた布団の上に拓弥の脱いだ部屋着が置いてあった
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「いないの…？」
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どこいったんだろ…
でも今は少しホッとしてしまった
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稜雅を急いで勢いよくベットに寝かせる
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細いとはいえ…重かった…
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natsume。(プロフ) - 桃色さん» ありがとうございます。とても嬉しいですが、睡眠も大切にこれからもご愛読のほど宜しくお願い致します。 (2018年11月28日 20時) (
レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桃色 - とっても面白いです！ドキドキしすぎて眠れなくなっちゃいました！！ (2018年11月28日 1時) (レス) id: ad77ef6c60 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - 桜月さん» いつもご愛読頂きありがとうございます。私も桜月様の｢最重要機密事項！｣がとても好きで愛読させて頂いております。なかなか更新頻度が低いのですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - ゆあさん» 遅くなりましたがありがとうございます。なるべく更新頻度をあげて行きますのでこれからも宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 更新楽しみにしてました！すごく面白いです！(*´ω｀*)♪ (2018年6月6日 7時) (レス) id: 3c689d561d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか。 | 作成日時：2017年5月11日 18時
