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「ただいまぁ」
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また少し遅くなってしまった
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「タクヤ〜？」
「…ん、おかえり」
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リビングに行けば明らかに眠そうなタクヤがソファの上にいた
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「ごめんね、また遅くなっちゃって」
「いいよ。べつに」
「だから先に寝てて良かったのに…ご飯食べた？」
「ん…適当に」
「そっか。明日からはまた一緒に食べようね」
「…べつに」
「ふふっ…ほらぁ、お布団入ろ？」
「ん。」
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「…おい」
「ん？」
「何してんだ」
「何って、ポンポントントン…」
ポンポン…トントン
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「俺を何歳だと思ってんだ。
横で寝るな、ポンポントントン叩くな」
「何でよ〜？いいでしょ、お詫びです♪」
「迷惑だ…」
「え〜？落ち着きません？」
「…べつに」
「なんか、顔赤い？」
「…んなわけねぇだろ。蹴り回すぞ」
「あ、そんなこと言うんですかぁ？…たくちゃん！めっ！」
「…キモイ。」
「え、？！」
「…てかさ、」
「…ん？」
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「なんでそんな機嫌いいの？」
「え、？！」
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「気持ち悪いくらいわかりやすいな」
「そ、そんなに…？」
「お前悪い事出来ねぇな」
「いや、しないですけど…」
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浮かれてる自分のわかりやすすぎる顔を殴りたいです
でも、やっぱりこういうのは一番にまずペットに報告だよね
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「タクヤ」
「ん？」
「私ね、稜雅とまたやり直す事になったよ」
「……そっか」
「タクヤのおかげだよ？タクヤがそばにいてくれて
私の背中を押してくれたから、私は素直になれたんだよ」
「…べつに。俺は何もしてねぇし、
結局最後に頑張ったのはお前だろ？」
「そうかもしれないけど、
タクヤがいなかったらそんな事も考えずに諦めてた。
…ありがとね、タクヤ」
「…ふぅん。あっそ、まぁ今度は振られず頑張れよ」
「な、っ、もう…」
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そういって反対側を向いて布団を被った隙間から見えたタクヤの耳はほんのりと赤かった。
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natsume。(プロフ) - 桃色さん» ありがとうございます。とても嬉しいですが、睡眠も大切にこれからもご愛読のほど宜しくお願い致します。 (2018年11月28日 20時) (
レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桃色 - とっても面白いです！ドキドキしすぎて眠れなくなっちゃいました！！ (2018年11月28日 1時) (レス) id: ad77ef6c60 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - 桜月さん» いつもご愛読頂きありがとうございます。私も桜月様の｢最重要機密事項！｣がとても好きで愛読させて頂いております。なかなか更新頻度が低いのですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - ゆあさん» 遅くなりましたがありがとうございます。なるべく更新頻度をあげて行きますのでこれからも宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 更新楽しみにしてました！すごく面白いです！(*´ω｀*)♪ (2018年6月6日 7時) (レス) id: 3c689d561d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか。 | 作成日時：2017年5月11日 18時
