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『私なんて…寝てても良かったのにぃ…』
『だめ。ちゃんと日課だろ？』
『いや、でも遅いし…だから連絡したのに』
『あーもう、めんどくせぇな。いんだよ。
優秀なペットは御主人様の帰宅を無事に迎えるのが役目なの』
『そ…うなの…？』
『そうそう。タクちゃん偉いでしょ？』
『タ、タクちゃん？…うん…偉い』
『呼びたかったら特別そう呼んでもいいよ』
『ふふっ…はい、呼ばせていただきます(笑)』
『ん。』
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あー…どうしたんだろ…
なんか一気にこう…
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『ねぇ、タクヤ』
『あ？』
『ご褒美、あげよっか？』
『…ご褒美？』
ﾜｼｬﾜｼｬ…
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『………おい』
『ん〜？』
『何してんだ。お前は』
『何て、優秀なトイプードルがいい子にしてたから褒めてるの』
『誰がトイプードルだ。てか、これがご褒美か？』
『嬉しいでしょ(笑)？』
『アホか。ったく、年上だったらこうゆう時キスの一つでも…』
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ｷﾞｭｯ
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『おい…A？』
『ごめん、…ちょっとだけ…今はこうさせて…？』
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タクヤの言葉を遮り
気づいたら私はタクヤを抱きしめていた
いや、抱きついたのか
強く強く
可愛いすぎるタクヤがいけないんだよ
このタイミングで、こんな嬉しいこと言うから
私の肩に顔が埋まってるタクヤの声が
抱きしめる強さに少しだけ苦しそうなのと
驚いた様子が入り混じって私の耳元で聞こえる
でもそれ以上何も聞かず
タクヤはそっと背中に手を回して抱き返してくれた
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『…新しい、日課増やしてい？』
『…無理なのは嫌だぞ』
『なんかモヤモヤする日はハグしてくれる？』
『…聞けよ。てか、日課って言わねぇし』
『あ、本当だ。じゃぁ…お約束条項に追加(笑)？』
『くだらねぇこと勝手に追加すんじゃねぇよ』
『…私には、結構大事かも』
『あ？』
『なんだかモヤモヤしたりして
気持ちがどうしたらいいかわかんない時とか
落ち込んだりした時とか…たまにでいいから
こうしたい。…なんかこうしてると凄く安心する…』
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我ながらなんとも不思議なことを言っている
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natsume。(プロフ) - 桃色さん» ありがとうございます。とても嬉しいですが、睡眠も大切にこれからもご愛読のほど宜しくお願い致します。 (2018年11月28日 20時) (
レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桃色 - とっても面白いです！ドキドキしすぎて眠れなくなっちゃいました！！ (2018年11月28日 1時) (レス) id: ad77ef6c60 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - 桜月さん» いつもご愛読頂きありがとうございます。私も桜月様の｢最重要機密事項！｣がとても好きで愛読させて頂いております。なかなか更新頻度が低いのですがこれからもどうぞ宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
natsume。(プロフ) - ゆあさん» 遅くなりましたがありがとうございます。なるべく更新頻度をあげて行きますのでこれからも宜しくお願い致します。 (2018年6月7日 2時) (レス) id: 93d6b303e9 (このIDを非表示/違反報告)
桜月(プロフ) - 更新楽しみにしてました！すごく面白いです！(*´ω｀*)♪ (2018年6月6日 7時) (レス) id: 3c689d561d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか。 | 作成日時：2017年5月11日 18時
