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『やってんなー！大我』
｢きょもー、次体育！｣
あと2分で体育なのに、大我がいない
いつものことだけど
｢A先行ってて！俺きょも探してるわ｣
『はーい！大我！ださいよ！』
仕方ないから走って走って体育館につく
今日はバスケらしい。せっかく樹が得意なのになーなんてぼやっとしてたら周りがワイワイしはじめた
えーっと なになに え？ペアつくれってこと？
最悪！大我も樹もいないし！大我のせいだからね！
大我きらいになりそう
周りもどんどんペアができていて、いよいよ焦る
大我〜樹〜いや、樹だけでいいな 樹どこ！
｢あの、組む？｣
後ろから低い声がして ぱっと振り返る
『え？まつむらほくと？』
変なジャージの着方。様になってるけど。
｢高地いま手首怪我してるから。あと北斗で大丈夫、です。｣
『あ、うん。ありがとう、北斗くん』
相変わらず前髪から覗く目はこっちに合わない
ほらって壁の方に目をやると高地くんが座ってて、ジェシーくんと慎太郎くんと一緒にこっちを見てわらってる
若干気まずい中、パスの練習ができるぐらい広がって向かい合う
私が変なとこにボールをとばしてもしっかり取ってくれるし、こっちに渡すボールは力を抜いているのか取りやすい
全然笑わないのに、なんかやさしくて変だ
｢めっっちゃ長いトイレしてました！すみません！｣
樹がふてくされてる大我を連れて体育館に入ってきた
遅いよほんとに
お！なんて、私を見つけたようでこっちに走ってくる
樹｢A変な投げ方だったでしょ？代わりに謝ります｣
樹は北斗くんにぺこりとお辞儀した
北｢ああ別に。｣
『失礼な！大我の方がやばいよ』
大｢ボールが俺を嫌ってるの｣
大我は、ボールを持って ？なんて顔をした北斗くんをちょっとにらむ
樹は北斗くんになんか絡みはじめて、暇になっているとジェシーくんと慎太郎くんがふらふらっと遊びにきた
慎｢北斗いいやつでしょ？｣
『いやー、うん』
慎｢なんだよー、普段もあんま話してないなって思ってさ、2人。｣
『うーんあんま仲良くなれないかも』
ジェ｢HAHA！そのうちわかると思うよ｣
あいつ人見知りだからなーって2人でわらってる
そのうち、かあ
樹に肩を組まれて満更でもなさそうな北斗くんを見つめて、私も話したいのになーなんて思った
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
