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3回しかないのに 1回やってみなって言われて
仕方なく銃をもらう
えーわかんないよこんなん
うさぎさん なんて最初から言わなきゃよかった
『ほくとくん分かんない代わって』
「Aさあ 挑戦の意思を持ちなさい」
そういうと北斗くんは しゃがんでぴったり横についた
「もっと上みて」
耳元でささやく声
『こう?無理です ほくとくん』
「それでもっと左上」
『ひだり?どっち やっぱり無理 ほくとくん』
「ほくとくん じゃないの いいからそう」
頭がアワアワして
思いっきり飛ばしたコルクはうさぎさんにかすりもしない
ぷって吹き出す北斗くんをちょっと睨む
「Aちゃんと見てて」
そういって銃をもった
もちろん射的のフォームなんてどうでもよくて
きれーな横顔だけみつめる
迷いもなく打たれたコルクは うさぎさんにポスっと当たり
わたしの心も撃ち抜いた
もうツンツンしないでねって渡されたうさぎさんを黙って受け取る
横では北斗くんが
「俺のこと嫌いなの?」
って眉毛を下げて笑ってて
すっごい逆だよほくとくん
気づいちゃったものはもう止まらなくて
君は友達なんかじゃないよ
もう 好きなんだ
とじこめられるわけもなく
ほくとくんへの色んな気持ちがぎゅっと1つにまとまった
これは紛れもなく 恋なんだ
1本とられた って気持ちと これからどうしよって焦りで
大事な大事なうさぎさんをぎゅっと抱きしめた
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます!設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、!更新楽しみにしてます、! (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はむ | 作成日時:2022年2月1日 13時