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北斗side
『それでねー樹と大我が』
「どんだけ仲良いんだよ」
休み時間はジェシーたちと話すか、本を読むかの2択だったはずなのに
横を見れば彼女が椅子をぴったりくっつけてて
最近やけに俺に懐いているような
女子との良い思い出なんてさほどないけど、悪い方ならいくらでも挙げられる
「松村くん、好きです」なんて
本当に俺の中身を知らないだろうに
好きを簡単に決める所が嫌いだ
その度 ごめんなさい なんて
なんで俺が謝る？って思いながら頭を下げると、涙目で逃げてく それでまた変な罪悪感で最悪な一日になったり
俺が振ったばかりに変な噂流したり、その軽さが嫌いで
中学の時にずっと横にいた高地は、懲りねえな なんて苦笑してたけど、きっともっと俺が人に素直になれたら誰も不幸にならずに済んだことがいくつもあったと思う
そうやってめんどくさい感情を拗らせながら高校に上がって
でも、なんかこいつといると俺の変なリミッターが時々外れそうになる
『北斗くん』『ほくと！くん！』なんてうるさいけど、
妙に心地よくて
でも時折なにか思い出したように悲しい顔をするのが
また俺の興味を誘う
さっきから目をキラキラさせて髪のことばっか語ってる彼女をじっとみると「なに！なんかついてる？やだ」なんてバタバタして
ほんと馬鹿 なんて思いながら
京本と樹があんなに付きっきりで構ってる理由が分かったような気がした
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はむ(プロフ) - 翡翠さん» ありがとうございます！設定はこだわっているので褒めていただけて嬉しいです、今後ともよろしくお願いします (2022年2月5日 22時) (
レス) @page21 id: e9203654aa (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - 物語から設定までめっちゃ好きすぎます、！更新楽しみにしてます、！ (2022年2月1日 18時) (レス) @page5 id: 4d27a85535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はむ | 作成日時：2022年2月1日 13時
