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STORY.40 ページ44

体育祭も無事終わり、みんなが生徒会室に集まった。



勝利「んじゃあ、さくら。返事を教えてよ。」




緊迫した空気が流れる……



だけど、私の中でもう答えは出ていた。




さくら「せっかく告白してくれたのにごめんなさい。好きな人が出来てしまいました。本当にごめんなさい。」




みんなが、あーあ。と残念そうな顔をする。




健人「好きな人って……風磨でしょ?笑」




やっぱり健人先輩は直ぐに気づくんだ……







健人先輩の問いにはい、と俯きがちに答えると…



健人「やっぱりね笑さくらちゃん見てたら分かるよ。」


と微笑みながら健人先輩が言った。






すると、次の瞬間フッと真剣な顔つきになって、


健人「けど、軽い気持ちならいくらさくらちゃんでも許さないから。」


と言って、生徒会室を出ていった。








その威力に生徒会室にいたみんなが背中を強ばらせた。






だけど、私は聞くなら今だと思い、廊下で帰ろうとしている健人先輩を呼び止めた。





さくら「健人先輩!!」



私の出した声は生徒会役員以外は誰も残ってない学校に響き渡った。



こっちを振り向いた健人先輩が、ん?とした感じで私の方を見た。




さくら「あ、あの!この間から風磨先輩が泣いていたり、莉々が泣いていたり、体育祭の時も……その……言ってたじゃないですか。風磨先輩は過去に何があったんですか?」



健人先輩が私の方をジーッと見つめてこっちに歩いてきた。


健人「そっか……聞かれてたか……でも、俺から言うんじゃ、意味無いよ。だから、風磨に直接聞きな。今から風磨に連絡してやるから。」

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桜花(プロフ) - 続編の書き方分かりましたか?分からない場合は説明しますよー! いつも楽しく読ませていただいています。これからも更新、頑張ってください!! …仲良くなりたいです...!! (2019年2月6日 1時) (レス) id: d45390dddb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぱーぷるちぇりー | 作成日時:2019年1月23日 17時

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