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迎えた4月19日



さすがは60周年記念パーティーとでもいうべきか船はとても大きく船内もありえないぐらい綺麗で豪華だ


園子のお父さんが演説してるが、私は今壁の花として徹底している。貰ったジュースをちびちび飲んでいるが些か居心地が悪い。すると蘭が声をかけてきた。後ろにはコナンくんもいる



「あ、見つけた!どこに行ってたのよ...ってわぁ!さすがは雪乃!ドレス似合ってるわね!」



「らぁん...!なんなのこの服!?ちょっとスースーするんだけど」


そう私が居心地悪そうにしていた原因は全て今私が着ているこの服にある。パーティということだから当然ドレスコードが必須でドレスなんて持ってない私は蘭と園子が選んだというドレスを着ているのだが



これがまぁ露出の多いというか普段私があまり着ないタイプの服で肩が出てるし、胸元もちょっと空いてるタイプ。完全に当日に確認した私が悪い


案の定快斗にもグチグチ言われながらここまで来たので帰るのが非常に恐ろしい



「まぁまぁ!凄く似合ってるよ〜。噂のカイトくんに見せれなくて残念だけど、、、ね、コナンくんも似合ってると思うよね?」


快斗にも見られたくないし、もっというならコナンくんにも見て欲しくなかったかな、、、
珍しく視線をキョドらせて私と目が合わないまま似合ってるねと言ってくれた。無愛想にも見えるが彼の耳が真っ赤になってるので照れてるだけだろう。ほんとに女の子の耐性ないのね

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作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時

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