検索窓
今日:1,126 hit、昨日:1,732 hit、合計:173,326 hit

ページ12

コナンはどうやってキッドが雪乃とスリ替わったのかそしてどうやって宝石を盗み出したのかを懇切丁寧に説明した



ここまでバレてるならこの間みたいに警官の中に紛れてしまおうとキッドは受話器を取るがそれを見越したコナンがすかさずサッカーボールを受話器に当てて壊す



「ビルの屋上で消えた時と同じ手は使わせねーよ。あの時お前が警察を呼んだのはオレたちへの当てつけじゃない。
あの閃光の中で素早く警官に扮し、彼らの中に紛れて姿を隠すためだ!ハンググライダーで今にも飛ぶかの様に見せかけて!」



こっちはたった一人で乗りこんできた犯罪の芸術家に敬意を表して、一対一の勝負を仕掛けてやったんだからと語るコナンの目は鋭く真っ直ぐにキッドを射抜いてる


「優れた芸術家のほとんどは死んでから名を馳せる。お前を巨匠にしてやるよ怪盗キッド。監獄という墓場に入れてな」



観念したのか両手を上げる。その片方の手にはハンカチで包まれた漆黒の星(ブラックスター)


「奥さんに伝えてくれ、パーティを台無しにしてわるかったって」


「それともう一つ。オメェ、雪乃とどういう関係だ?変装してるお前がわざわざアイツにボレロをかけたのはいくらなんでもリスクが高すぎる。同じぐらいの露出の蘭には何もしていなかった」


ほぉ?と笑みを深くする


「別になんの関係もないぜ?だが、彼女のように真っ直ぐな人の心はどーしても欲しくなっちゃうタチでね」



「なんだと...!?」



今にもサッカーボールを此方へ蹴飛ばしてきそうな探偵を見て思い出したかの様に呟く



「あ、そうそう。救命ボートに眠らせたお嬢さん...早く行ってやらねーとカゼひいちまうぜ?オレは完璧主義者なんでね♡」


ゴソっと胸元から取り出した黒いレースがあしらわれたブラは先日雪乃が泊まりに来た時に忘れて行ったもので潜入で使えるかもとちょっと拝借してきたのだがこの小さな探偵の動揺を誘うには十分だった様だ






「な!?」

・→←・



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
343人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。