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ページ31

「しちゃうの?テレポートしちゃうのねキッド!」



「んなわけねーだろ?絶対可憐チルドレンの薫ちゃんじゃあるまいし」



こんな時でもブレないおじさん。てか瞬間移動って葵ちゃんでは...



『さぁ大変な事になりました。突然飛び出た怪盗キッドのテレポーテーション宣言!はたしてキッドはこの包囲網から...本当に瞬間移動で脱出する事ができるのでしょうか!?』



屋上から中継していたテレビスタッフが興奮したように言う



「おのれキッド、そこを動くな!」



「伝説のミュール紫紅の爪(パープル・ネイル)。この通り確かに頂戴いたしました!では、また10数秒後に...時空を越えた先でお会いしましょう」



中森警部が焦ったように捕まえようと動くがそれより早くキッドの煙幕が発動した



「(いや、煙幕と共に群衆の中に紛れ込んだだけだ!そんなんじゃ瞬間移動にはならねーよ)」

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作者名:ぽむ | 作成日時:2023年5月5日 1時

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