125秒 ページ14
どうしよう、私知らぬ間にスモーカー大佐に不敬でも働いてしまったのだろうか。
｢あ、あの、スモーカー大佐…？｣
ごめんなさい、そう衝動的に謝罪の言葉が出そうになるくらいの威圧感。
｢私、何かしましたか？｣と尋ねるより前に、スモーカー大佐が口を開いた。
｢お前、別にいつもと変わらねぇな｣
｢…はい？｣
どうやらスモーカー大佐は、私に何かしらの変化を求めているよう。
ほとんど食事を口にしてなかったから、体力と一緒に体重は落ちてくれたけど、そういう事じゃないよね。
｢寝てる間の事、なんか覚えてるか？ 見てた夢とか｣
｢夢、ですか？ えっと、見てたかもしれませんが、何を見てたかまでは覚えていませんよ。
……あ、でも──｣
｢でも、なんた？｣
一体、スモーカー大佐はどうしたというのだろうか。
まさか私、寝ぼけてスモーカー大佐に失礼な事でもしてしまったとか？
でも、もしそうなら、記憶の有無は関係なく、問答無用で殴られているだろうし…。
うーんといつもと様子の違うスモーカー大佐に内心首を傾げつつ、言いかけた言葉の続きを口にする。
｢誰かに向かって、何か言ってたような…？
はっきり覚えてないんですけど、夢だったのかな…｣
怒鳴ったというより、焦りや不安をぶつけていたような、そんな記憶がうっすらだけどある…。
｢そうか｣とスモーカー大佐は思案顔、その表情もまた普段目にするどれとも違って見えた。
少しだけホッとしてるような、そんな顔。
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三暁 那保(プロフ) - まめちゃんさん» お返事遅くなりまして、申し訳ありません。コメントありがとうございます！全部読んで下さったなんて、とても嬉しいです！そのお言葉だけで十分です、ありがとうございます！今後も楽しんでもらえるよう、誠心誠意頑張ります！ (2020年7月1日 19時) (
レス) id: 7810e58c3c (このIDを非表示/違反報告)
まめちゃん(プロフ) - こんばんは。小説全て読ませていただきました。言葉や表現がすごく綺麗で、とっても素敵でした！どれも何度も読み返したくなるものばかりです！こんなに素敵なものを読んだのに感想を上手く伝えられないのがもどかしいです。これからも楽しみにしています。 (2020年7月1日 0時) (レス) id: 0c53fba3ac (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - 雪華さん» お誘いありがとうございます。せっかくのお話ではありますが、今はこの作品を完結させる事を優先させたく存じます。ご期待に沿うことが出来ず、申し訳ありません。また機会がありましたら、お声かけ頂けると嬉しいです。 (2020年6月26日 22時) (レス) id: 7810e58c3c (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - あの、良かったら一緒に合作をします? (2020年6月26日 19時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2020年6月9日 19時
