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ﾖﾀｶ｢ほらよ、晩飯｣
いつも通り綺麗に盛り付けされた、
見るからに美味しそうな料理が出てくる。
料理を持って定位置に行こうとしたら、
カウンター越しでヨタカさんに呼び止められた。
ﾖﾀｶ｢サボのは特別メニューな｣
星が弾けそうなウィンクと共に言われた言葉。
ｻﾎﾞ｢はあ？｣
特別メニューって、一体どの辺が？
目の前のコアラの料理と見比べたって、量以外の差はない。
コアラなら何か知っているのではないかと窺うけど、首を傾げている姿を見るに、なんの事なのかわかっていない様子。
まさかヨタカさんが悪戯で何か仕掛けているのでは、なんて疑念まで浮かぶ程。
見ているだけではわからないし、
何よりも腹が減っている。
｢いただきます｣と手を合わせて、一口頬張った。
ｻﾎﾞ｢……？｣
普通に美味しい。
でもそれだけじゃなくて、
いつも食べてる味付けとは違っている。
あたたかくて、優しくて、ホッとする味。
そう、なんて言うか…。
ｻﾎﾞ｢懐かしい…｣
この味、すごく大好きだった。
毎日メシの時間が楽しみで、
食べると元気を貰える魔法みたいな料理。
ｻﾎﾞ｢そうだ、これ…Aの味だ｣
子供の頃、毎日のように食べてたご飯。
あの日から食べる事はなくなったけど、この味は忘れてない。
貴｢お味は如何ですか？ 総長｣
ｻﾎﾞ｢すっげぇ、ウマイ！｣
ニコニコと嬉しそうに近づいて来たAに、
オレも笑って答える。
貴｢よくわかったね、私が作ったって。
そんなに味違った？｣
ｻﾎﾞ｢わかるさ。
毎日食ってたし、何よりもAの作ってくれた料理、オレ大好きなんだから｣
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アオちゃん - とても面白いかったです！すごく興奮しちゃいましたWこの小説は何回も読んでますが、本当に面白くて飽きません!!これからも頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧応援しています🎌 (2021年12月10日 22時) (
レス) @page49 id: a5ab7eb0d5 (このIDを非表示/違反報告)
ちかげ - 何年も海賊ジャンルを読み漁ってきましたが、こんな素敵な作品と作者様に出会えたのは初めてで本当に感動しております。完結おめでとうございます！こちらの作品は私の中でも神作としてずっと記憶に残ると思います。何度でも絶対に読み返します！お疲れ様でした！ (2021年2月1日 1時) (レス) id: c4444d8d97 (このIDを非表示/違反報告)
ちかげ - はじめまして、占ツクではじめてコメントをさせていただきました。ほんと感想なんて簡単な言葉で表せないくらいほんっっっとうに良い作品で数日かけて一気読みしてしまいました！→続く (2021年2月1日 1時) (レス) id: c4444d8d97 (このIDを非表示/違反報告)
三暁 那保(プロフ) - ぺんちゃんさん» ありがとうございます！ 完結して2年近くが経つのにコメントを頂ける事、本当に嬉しいです。この作品を見つけ、最後までお読み下さいましたこと、心より感謝申し上げます。ありがとうございました!! (2020年6月16日 18時) (レス) id: 7810e58c3c (このIDを非表示/違反報告)
ぺんちゃん(プロフ) - 完結おめでとうございます。何日もかけて楽しく読ませていただきました！笑いあり涙ありで感動しました！ (2020年6月16日 13時) (レス) id: e812f1d644 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2018年6月5日 19時
