水面に映るキミの影 ページ23
誰しも、好意を向けている相手が、自分ではない誰かと楽しげに会話をしているのを目撃したりなんかしたら、あまりいい気はしないだろう。
…その相手が男なら、なおさら。
距離がある為、二人がどんな会話をしているのかはわからないが、それでも笑い合って、時々手や肩が触れている、そんな姿を見ていると…。
ｻﾎﾞ｢……ムカつく｣
思わず漏れたその声に、
聞かれてはいないかと周囲に目を走らせる。
誰かに…特に自他共に認めるお節介者、コアラに聞かれた日には、根掘り葉掘り追究されるに決まっている。
ありがたい事に、そんな事態にはならなそうだ。
昼食には遅く、夕食には早過ぎる今の時間帯。
広い食堂にいるのは、両手で数えられる人数しかいなかった。
小さく息を漏らして、
再び目を彼女…Aに向ける。
正直に言って、目立つような容姿はしていない。
それこそ人によっては、｢地味｣とでも言われてしまいそうな程。
肩より少し長い黒髪、たれ目の黒い瞳、
こじんまりとした低い身長。
いつもほんわかとした空気を纏う彼女は、
見ているだけでも癒される。
…ただ、見てるだけ。
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三暁 那保(プロフ) - 岡本 珠理奈さん» お読み下さってありがとうございます！ 私もう、サボ以外書けない気がします(笑) 妄想の詰め合わせでしかありませんが、楽しんでもらえるよう尽力する所存です！ お気遣いありがとうございます。無理しない程度に頑張ります！ (2017年8月18日 19時) (
レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 珠理奈(プロフ) - やった、三暁さんの新作ですね！！三暁さんの作られるサボ小説、本当に大好きです！ご無理をなさらないように更新お願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 05e4939074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2017年8月18日 15時
