〜02〜 ページ30
別に、懐かれているのは素直に嬉しい。
私よりも6つも下のサボは、
なんだか弟みたいで可愛くて。
それでついつい、この小生意気な少年を甘やかしている節はある。
ｻﾎﾞ｢オレも飲む｣
貴｢サボには苦いよ、
美味しくないんじゃないかな｣
ｻﾎﾞ｢そんな事ねぇ。
ガキじゃねぇんだ、オレだってコーヒーくらい飲めるし｣
ムッとして口を尖らせるその表情は、
どう見たってガキそのもの。
｢じゃあ飲んでみたら？｣そう言って、コーヒーの入った自分のマグカップをサボに差し出した。
ｻﾎﾞ｢え？｣
貴｢飲んでみたいんでしょ？ だからどうぞ。
あ、私がちょっと飲んじゃったし、このままじゃイヤだよね｣
私は別に気にならないけど、サボとしては人の飲みかけなんか飲みたくないだろう。
新しく淹れてこようと立ち上がった私の服の裾を、サボは焦った様子で握った。
ｻﾎﾞ｢い、イヤじゃない、これでいいっ｣
貴｢？ そう？ サボがいいなら、いいけど｣
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三暁 那保(プロフ) - 岡本 珠理奈さん» お読み下さってありがとうございます！ 私もう、サボ以外書けない気がします(笑) 妄想の詰め合わせでしかありませんが、楽しんでもらえるよう尽力する所存です！ お気遣いありがとうございます。無理しない程度に頑張ります！ (2017年8月18日 19時) (
レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 珠理奈(プロフ) - やった、三暁さんの新作ですね！！三暁さんの作られるサボ小説、本当に大好きです！ご無理をなさらないように更新お願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 05e4939074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2017年8月18日 15時
