〜02〜 ページ15
貴｢もういいよっ、知らない！
バカッ！ サボなんか大っ嫌い!!｣
うっすらと涙の滲んだ瞳でサボ君を睨むと、
そのまま靴音を鳴らして走って行った。
Aの背中を、
酷く傷付いた表情で見つめるサボ君。
そんな彼を、私は呆れた眼差しで見上げた。
ｺｱﾗ｢そんな顔するくらいなら、
いじわるしなきゃいいでしょ｣
ｻﾎﾞ｢…そんな顔って、どんな顔だよ｣
ｺｱﾗ｢振られた男の顔｣
ｻﾎﾞ｢ふっ、振られてねぇし！｣
ｺｱﾗ｢それも時間の問題なんじゃないの？
まったく、好きな子にあんな態度しか取れないなんて…｣
｢情けない｣そう呟いて、やれやれと大袈裟に肩を竦めれば、サボ君はあからさまな反応を見せた。
ｻﾎﾞ｢なっ!?
好きじゃねぇよ！ 別にあんなヤツ!!｣
真っ赤な顔して否定の声を荒らげるも、その態度は誰がどう見ても、図星ですよと言っている。
ｺｱﾗ｢はぁ…｣
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三暁 那保(プロフ) - 岡本 珠理奈さん» お読み下さってありがとうございます！ 私もう、サボ以外書けない気がします(笑) 妄想の詰め合わせでしかありませんが、楽しんでもらえるよう尽力する所存です！ お気遣いありがとうございます。無理しない程度に頑張ります！ (2017年8月18日 19時) (
レス) id: a75da1e993 (このIDを非表示/違反報告)
岡本 珠理奈(プロフ) - やった、三暁さんの新作ですね！！三暁さんの作られるサボ小説、本当に大好きです！ご無理をなさらないように更新お願いします。 (2017年8月18日 17時) (レス) id: 05e4939074 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三暁 那保
| 作成日時：2017年8月18日 15時
